2018年06月07日
訃報が届き通夜や告別式に行く際には、香典を包んで行くことになりますが、その際に悩むのがいくら包めば良いのかという点ではないでしょうか。通夜と告別式両方に参加する場合には、どちらか一方のみ持って行くことになり、基本的には通夜で渡すというスタイルとなっています。
故人との関係性や、自分自身の社会的立場などによって、包むべき金額には違いがあります。相場としては、両親ならば五万円から十万円程度で、兄弟では五万円ほど、親戚となれば一万円程度など、関係性による違いはかなり大きくなってきます。
葬儀にはある程度まとまった費用が必要となることから、良かれと考えて高額を包む人もいますが、渡す金額が大きいということは、香典返しの金額も大きくなるということであり、負担を大きくしてしまうことにも繋がりかねないので、高額ならば良いというわけではないということを頭に置いておかなくてはなりません。
もちろん地域による違いなどもあるので、事前にある程度下調べをしておくようにしましょう。三千円以下では、むしろ遺族の負担となってしまうことがあるので、最低でも五千円は包んで行くことが基本的なマナーということは忘れてはいけません。