2019年02月13日
大切な人を亡くすと、何年が過ぎても心に大きな穴が空いてしまいます。それは仕方がないことですが、いつまでもくよくよしていると、故人が成仏することが出来ません。生きている人間の務めとしては、葬儀・告別式を終えた後の法要を滞りなく行うことではないでしょうか。
四十九日や一周忌が重要視されがちですが、実は祥月法要こそが最も大切だと言われています。僧侶にお願いしてお経をあげてもらうことで、故人が喜び精神も安定するのではないでしょうか。お寺さんの都合もありますし、予定を訊ねるために早めに連絡をするようにして下さい。
家族や友人知人が来てくれるのであれば、お茶菓子の用意もしておくべきです。故人の思い出を語り合うのも良いですし、落ち着いた時間を過ごせるのではないでしょうか。近年は、特定の檀家にならない家庭も目立ちます。無論、それ自体は何等問題はありません。葬儀社に訊ねることでお寺を紹介してくれますし、ルールやマナーもその際に教えてくれるはずです。知らないとことが恥ずかしい訳ではありませんし、遠慮をせずに訊ねることが大切ではないでしょうか。祥月法要を忘れないでいてくれると、故人も浮かばれるのではないでしょうか。