2017年02月13日
亡くなった方とのお別れの場である通夜・葬儀では、マナーを守らなければ失礼になってしまいます。失礼にあたらないためにはどのようなものを選べばいいのか、しっかりと見直しましょう。葬儀・告別式の遺族は、男性は現在ではブラックスーツを着用することが一般的になっています。白いシャツに、黒のネクタイ・ベルト・ソックス着用します。靴は黒で金具が無いものを選びましょう。ベルトも金具が大きく光るものは控えましょう。ハンカチは出来るだけ無地のもので、色は黒・グレー・白のものが相応しいです。女性の遺族は、黒いフォーマルドレスで、スーツ・ワンピース・アンサンブルを着用します。肌の露出を控えることが原則で、夏でも長袖のものを選びます。
スカートは、座った状態でも膝が隠れる丈のものにします。バッグやパンプスは黒で艶のないシンプルなものを選びます。ストッキングも黒いもので、ラメ入りのもの・タイツは不可です。手袋も黒を選びます。お化粧は薄化粧にして、結婚指輪以外のアクセサリーは基本的には身に着けません。パールのネックレスを身に着ける場合は1連のものをえらびます。子どもや学生は、あれば制服を着用します。無い場合は黒・グレー・紺色など暗い色のジャケットやワンピースに白いシャツを着用しますが、リボンなどの飾りが無いものを選びましょう。黒い靴が望ましいですが、無い場合は学生らしいデザインの白・黒・紺のスニーカーでも良いです。明るい色の髪飾りは避けましょう。
参列者の場合は、男性は喪服で出席します。白シャツに、黒のネクタイ・ベルト・ソックス・靴を着用します。女性は黒のスーツ・ワンピース・アンサンブルなどの喪服で出席します。夏でも肌の露出を控え、袖があるものを選びます。ストッキング・バッグ・パンプスは黒いものを選びます。パンプスはストラップ付きでも良いですが、金具が目立つものは避けましょう。濃い化粧や目立つ色のネイルは避けましょう。髪はシンプルに黒いヘアゴムやピンなどでまとめます。子どもや学生は、遺族の場合と同様のものを身に着けます。小さな子どもであっても、あまりにカジュアルに感じてしまうものは身に着けないように気を付けましょう。突然のことに慌ててしまいがちですが、失礼のないようにマナーを守ったものを選びましょう。
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