2020年04月25日

故人の意思があればそれを優先する

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近頃都市部では家族葬が増えています。親しい親族、それに友人のみだけで故人を弔い、小さなお葬式をあげるという現代的な葬儀のあり方です。費用が安く、それでいて都市部であれば、比較的選択肢が多いので、どうやって選んだらよいかわからないという人も多いといいます。

そんなときには、故人の意思や遺言があれば、それを尊重して場所を選びます。一般葬のように多くの参列者を想定する必要がないので、交通の便などを考える必要はないかもしれません。故人が生前に指定した会社があれば、それを尊重してあげたいところです。

もし、故人の意思がない場合には、立地条件や予算などで選ぶことも可能です。家族葬の場合、広い葬儀場を借りる必要性がないので、それほど選ぶことに困るようなこともないと言えます。もし、故人の宗派がわかっているのであれば、それに合わせて葬儀場を選ぶことができます。

現在では、どの葬儀会社もあらゆる宗派に対応できるようにしているため、それほど困るようなことはないと考えられます。家族葬の特徴は、規模の小さなお葬式であることです。そのため、故人や家族が臨むのであれば、自宅で葬儀を行うということも一つの選択肢となりえます。